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見降
ふりがな文庫
“見降”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
みおろ
66.7%
みくだ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みおろ
(逆引き)
参木は秋蘭の隣室で眼を
醒
(
さま
)
した。彼は煙草を吸いながら窓から下を
見降
(
みおろ
)
した。朝日を受けた街角では、小鳥を入れた象牙の鳥籠が両側の屋根の上まで積っていた。
上海
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
或る日の夕暮、彼は
露台
(
バルコオン
)
へ昇って暮れて行く下の海を
見降
(
みおろ
)
しながら考えた。
花園の思想
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
見降(みおろ)の例文をもっと
(2作品)
見る
みくだ
(逆引き)
ひとを
見降
(
みくだ
)
すのも好い加減にしろ——などゝ酒の勢ひで喚いたが、誰も怖がりもせず、却つてその素振りが一同の笑ひの種になるだけだつた。
サクラの花びら
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
見降(みくだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
降
常用漢字
小6
部首:⾩
10画
“見”で始まる語句
見
見惚
見物
見出
見下
見上
見送
見透
見做
見当
“見降”のふりがなが多い著者
横光利一
牧野信一