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裏田圃
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うらたんぼ
ふりがな文庫
“
裏田圃
(
うらたんぼ
)” の例文
あの
瓢箪池
(
ひょうたんいけ
)
から
裏田圃
(
うらたんぼ
)
まで軒をならべている安芝居や見世物などは、今のお蝶には、あまり魅力のないものでした。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それに先生御案内でも御座いましょうが、お座敷から向う一面に
裏田圃
(
うらたんぼ
)
を見晴す景色はまた格別で御座いますよ。丁度今頃は田圃に
蓮
(
はす
)
の花が咲いておりましょう。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
穴から
泡
(
あわ
)
を吹くやうな声が、
却
(
かえ
)
つて、
裏田圃
(
うらたんぼ
)
へ抜けて変に響いた。
雨ばけ
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
観音堂から田町の
裏田圃
(
うらたんぼ
)
——向うを見ると吉原の一廓が宵の空に薄黒く浮いていた。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
裏
常用漢字
小6
部首:⾐
13画
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
圃
漢検準1級
部首:⼞
10画
“裏”で始まる語句
裏
裏店
裏梯子
裏面
裏口
裏手
裏庭
裏門
裏通
裏漉