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装束
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さうぞく
ふりがな文庫
“
装束
(
さうぞく
)” の例文
旧字:
裝束
その
装束
(
さうぞく
)
は、赤裸に
茜染
(
あかねぞめ
)
の下帯、小玉打の上帯を幾重にもまはしてしかとしめ、三尺八寸の
朱鞘
(
しゆざや
)
の刀、
柄
(
つか
)
は一尺八寸に巻かせ、
鐺
(
こじり
)
は白銀にて八寸ばかりそぎにはかせ
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
師のねがふ事いとやすし。待たせ給へとて、
杳
(
はる
)
かの
底
(
そこ
)
に
去
(
ゆ
)
くと見しに、しばしして、
冠
(
かむり
)
装束
(
さうぞく
)
したる人の、
前
(
さき
)
の
大魚
(
まな
)
に
胯
(
また
)
がりて、
許多
(
あまた
)
の
四四
鼇魚
(
うろくづ
)
を
率
(
ひき
)
ゐて浮かび来たり、我にむかひていふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
“装束”の意味
《名詞》
装束(しょうぞく、古:そうぞく)
身支度。
衣類。衣装。
《動詞》
装束(しょうぞく、そうぞく)
室内や庭などをしつらえること。
(出典:Wiktionary)
装
常用漢字
小6
部首:⾐
12画
束
常用漢字
小4
部首:⽊
7画
“装束”で始まる語句
装束方
装束筥
装束附
装束稲荷