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袂落
ふりがな文庫
“袂落”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たもとおと
83.3%
たもとおとし
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たもとおと
(逆引き)
橋の
袖木
(
そでぎ
)
に窮屈な腰を下ろして、
袂落
(
たもとおと
)
しの
煙草
(
たばこ
)
入れと、
火鎌
(
ひがま
)
を腰からとり出して、人待ち顔の暇つぶし煙草と出かけました。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そういうカションはフランス人ながらに、俗にいう
袂落
(
たもとおと
)
しの煙草入れを洋服の内側のかくしに潜ませているほどの日本通だった。そばへ来た官吏は目さとくそれを見つけて
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
袂落(たもとおと)の例文をもっと
(5作品)
見る
たもとおとし
(逆引き)
口うらを聞けば
金子
(
かね
)
らしい、それならばと思う今も衣兜の中なる、
手尖
(
てさき
)
に触るるは
袂落
(
たもとおとし
)
。
註文帳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
袂落(たもとおとし)の例文をもっと
(1作品)
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袂
漢検1級
部首:⾐
9画
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
“袂”で始まる語句
袂
袂別
袂時計
袂持
袂糞
袂草
袂下
袂屑
袂石
袂別感
“袂落”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
島崎藤村
吉川英治
泉鏡花
岡本綺堂