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表題
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みだし
ふりがな文庫
“
表題
(
みだし
)” の例文
私はある朝新聞で『夫婦殺し犯人処刑』と云う三号
表題
(
みだし
)
の記事に依って、愈々坂下鶴吉が此の世界から駆逐されたことを知りました。
ある抗議書
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
一度目を通すと何んだか内容は
表題
(
みだし
)
よりも心を惹かないやうに思へた。『ラシラス』は私のくだらない趣味には退屈のやうに思へた。
小妖精
(
フエアリイ
)
や魔神のことは何んにも見當らなかつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
明治四十年十月十日の東京新聞は、いずれを見てもまず読者の目を惹いたのは、一号活字で「恋の競争飛行船の月界探検」と
表題
(
みだし
)
をだし、本文にも二号沢山の次のごとき、空前の記事であった。
月世界競争探検
(新字新仮名)
/
押川春浪
(著)
つけて置かう、斯う屡々話柄にのぼる度にいちいち厄介な
表題
(
みだし
)
を
鶴がゐた家
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
翌日の新聞を見ますと、『東京駅頭の喜劇』などと云う二段ヌキの
表題
(
みだし
)
で、昨夜の光景を面白く書き立ててありました。
たちあな姫
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
▼ もっと見る
私は、何心なく社会部面に目をやりますと、ふと其処に『エカテリンブルグの惨劇』と云う、二段抜きの
表題
(
みだし
)
が目に付きました。そして
脇表題
(
わきみだし
)
は『露廃帝一家の悲惨なる最後』と、付いて居ました。
たちあな姫
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
“表題”の意味
《名詞》
表題(ひょうだい)
表紙に標記された題名や書名。
演劇や演説、談話などの題目。
(出典:Wiktionary)
表
常用漢字
小3
部首:⾐
8画
題
常用漢字
小3
部首:⾴
18画
“表”で始まる語句
表
表面
表向
表情
表裏
表通
表書
表紙
表沙汰
表現