“表御堂”の読み方と例文
読み方割合
おもてみどう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
表御堂おもてみどうもすべて閉まっていて、この内に目ざす敵が在るや否やを疑わしめるほどだった。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
宿直とのいの間を立ち、御殿の妻戸を開けているかのような気配だったが、折ふしはるか表御堂おもてみどうの方にあって、ただならぬ物音がしたと思うと、遠くからこの奥殿へ向って、だ、だ、だ
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
表御堂おもてみどうが建築の中心となっているが、人の中心は信長の座所にあった。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)