“古御堂”の読み方と例文
読み方割合
ふるみどう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ずっと谷底の古御堂ふるみどう狐格子きつねごうしの奥深くともれたもののごとく、思われた……か思ったのか、それとも夢路を辿たどる峠からのぞく景色か、つい他愛たわいがなくなる。
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
とある、その古御堂ふるみどうか。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)