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衣盂
ふりがな文庫
“衣盂”の読み方と例文
読み方
割合
えう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えう
(逆引き)
本来仏法者は
衣盂
(
えう
)
のほかに何ら財宝を持ってはならないのである。何を置くために塗籠を備えるのか、人に隠すほどの物ならば持たぬがいい。
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
「我身も田園等を
持
(
もち
)
たる時もありき。
亦
(
また
)
財宝を領せし時もありき。
彼
(
か
)
の時の
身心
(
しんじん
)
とこのころ貧うして
衣盂
(
えう
)
にともしき時とを比するに、
当時
(
いま
)
の心すぐれたりと覚ゆる、これ
現証
(
げんしょう
)
なり」(同上第三)。
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
衣盂(えう)の例文をもっと
(1作品)
見る
衣
常用漢字
小4
部首:⾐
6画
盂
漢検1級
部首:⽫
8画
“衣”で始まる語句
衣
衣服
衣裳
衣紋
衣嚢
衣桁
衣物
衣類
衣兜
衣摺