“衛兵”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えいへい71.4%
ウェイピン14.3%
セルデューク14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがて八門の陣をシックリとんで、あたかも将軍しょうぐん寝間ねまをまもる衛兵えいへいのように、三十六人が屹然きつぜんとわかれて立った。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「春生、お前は俺もそんなことをしていると思ったのか。俺は子供なんか撃ったことはないぞ。俺は事務所の衛兵ウェイピンじゃアない」
雲南守備兵 (新字新仮名) / 木村荘十(著)
カテリーナ! 老総帥が黒馬あをに跨がつてゐる、その手には権標が輝やき、ぐるりには衛兵セルデュークの垣、四方にはザポロージェ人の赤い海が沸き立つてゐる。