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衆庶
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しゅうしょ
ふりがな文庫
“
衆庶
(
しゅうしょ
)” の例文
衆庶
(
しゅうしょ
)
の力を集めてこれを政府となしまたは会社と名づけ、その集まりたる勢力を以て各個人の権を束縛し、以てその自由を妨ぐるものなり。
教育の事
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
公設展覧会出品の裸体画は絵葉書とする事を禁ぜられ、
心中
(
しんじゅう
)
情死の文字ある狂言の
外題
(
げだい
)
は劇場に出す事を許さず。当路の
有司
(
ゆうし
)
衆庶
(
しゅうしょ
)
のこれがために春情を催す事を
慮
(
おもんぱか
)
るが故なり。
猥褻独問答
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
国の文明は
上
(
かみ
)
政府より起こるべからず、
下
(
しも
)
小民より生ずべからず、必ずその中間より興りて
衆庶
(
しゅうしょ
)
の向かうところを示し、政府と並び立ちてはじめて成功を期すべきなり。
学問のすすめ
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
つねに
衆庶
(
しゅうしょ
)
の景慕するところなるやというに、諭吉、またこれを信ずるを得ず。
読倫理教科書
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
“衆庶”の意味
《名詞》
諸々の人。庶民。
(出典:Wiktionary)
衆
常用漢字
小6
部首:⾎
12画
庶
常用漢字
中学
部首:⼴
11画
“衆”で始まる語句
衆
衆生
衆人
衆生済度
衆寡
衆目
衆口
衆皆
衆議
衆愚