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蛗螽
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いなご
ふりがな文庫
“
蛗螽
(
いなご
)” の例文
これを奇なりとおもふに、此田の中に
蛙
(
かへる
)
蛗螽
(
いなご
)
もありて常の田にかはる事なし、又いかなる日てりにも
田水
(
てんすゐ
)
枯
(
かれ
)
ずとぞ。二里の
巓
(
いたゞき
)
に此
奇跡
(
きせき
)
を
観
(
み
)
ること甚
不思議
(
ふしぎ
)
の
灵山
(
れいざん
)
なり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
蛗螽
(
いなご
)
を捕つたり、野鼠を追出したりして、夜はまた
炉辺
(
ろばた
)
で狐と
狢
(
むじな
)
が人を化かした話、山家で言ひはやす幽霊の伝説、
放縦
(
ほしいまゝ
)
な農夫の
男女
(
をとこをんな
)
の物語なぞを聞いて、余念もなく笑ひ興じたことを
憶出
(
おもひだ
)
した。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
これを奇なりとおもふに、此田の中に
蛙
(
かへる
)
蛗螽
(
いなご
)
もありて常の田にかはる事なし、又いかなる日てりにも
田水
(
てんすゐ
)
枯
(
かれ
)
ずとぞ。二里の
巓
(
いたゞき
)
に此
奇跡
(
きせき
)
を
観
(
み
)
ること甚
不思議
(
ふしぎ
)
の
灵山
(
れいざん
)
なり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
蛗
部首:⾍
12画
螽
漢検1級
部首:⾍
17画
“蛗螽”で始まる語句
蛗螽捕