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虚空蔵
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こくぞう
ふりがな文庫
“
虚空蔵
(
こくぞう
)” の例文
そこは広瀬川の南岸で、うしろには丘陵が重なっており、その裾にそって、長徳寺、大満寺、
虚空蔵
(
こくぞう
)
などの寺があり、もっと先には誓願寺があった。
樅ノ木は残った:04 第四部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
地蔵、観音、
勢至
(
せいし
)
、
文殊
(
もんじゅ
)
、
普賢
(
ふげん
)
、
虚空蔵
(
こくぞう
)
などある。それから
天部
(
てんぶ
)
という。これは
梵天
(
ぼんてん
)
、
帝釈
(
たいしゃく
)
、弁天、
吉祥天
(
きっしょうてん
)
等。次は怒り物といって忿怒の形相をした五大尊、四天、十二
神将
(
じんしょう
)
の如き仏体をいう。
幕末維新懐古談:07 彫刻修業のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
あすこにあるのが
虚空蔵
(
こくぞう
)
様で、それと違ったこっちの方に
毒蛇済度
(
どくじゃさいど
)
の
経石
(
きょういし
)
というものがございます、それから白の原に白野、天神坂を通って立川原へ出て橋を渡ると
神戸
(
ごうど
)
、それから中初狩に下初狩
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
砦山と、
虚空蔵
(
こくぞう
)
(山)にある番小屋の者で、四十四五になる陽気な顔つきの男が文造。顔も体もしなびたように小さい、おどおどした眼つきの老人は平助といって、砦山の小屋頭であった。
樅ノ木は残った:02 第二部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「
虚空蔵
(
こくぞう
)
(山)からおりて来たです」
樅ノ木は残った:02 第二部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
“虚空蔵(
虚空蔵菩薩
)”の解説
虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)(梵名アーカーシャガルバ(sa: आकाशगर्भ [Ākāśagarbha])、またはガガナガンジャ(sa: गगनगञ्ज、[gaganagañja]))は、仏教における信仰対象である菩薩の一尊。「明けの明星」は虚空蔵菩薩の化身・象徴とされ、明星天子、大明星天王とも呼ばれる。また、知恵の菩薩として、人々に知恵を授けるともいわれている。
(出典:Wikipedia)
虚
常用漢字
中学
部首:⾌
11画
空
常用漢字
小1
部首:⽳
8画
蔵
常用漢字
小6
部首:⾋
15画
“虚空蔵”で始まる語句
虚空蔵菩薩
虚空蔵様