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藁苞
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わらつと
ふりがな文庫
“
藁苞
(
わらつと
)” の例文
大きな
炉
(
ろ
)
をきって、
自在
(
じざい
)
に大薬罐の湯がたぎって居る。
煤
(
すす
)
けた屋根裏からつりさげた
藁苞
(
わらつと
)
に、焼いた
小魚
(
こざかな
)
の
串
(
くし
)
がさしてある。柱には大きなぼン/\が
掛
(
かか
)
って居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
煤けた屋根裏からつりさげた
藁苞
(
わらつと
)
に、燒いた小魚の串がさしてある。柱には大きなぼン/\が掛つて居る。廣くとつた土間の片隅は棚になつて、茶碗、皿、小鉢の類が多くのせてある。
熊の足跡
(旧字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
“藁苞”の解説
藁苞(わらづと)は、藁を束ねて作られる包装。江戸時代に主に作られていた。また、その苞で包んだ土産物・贈り物のことでもある。
(出典:Wikipedia)
藁
漢検準1級
部首:⾋
17画
苞
漢検1級
部首:⾋
8画
“藁”で始まる語句
藁
藁草履
藁葺
藁屋
藁屑
藁屋根
藁沓
藁束
藁人形
藁火