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蓮生坊
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れんしょうぼう
ふりがな文庫
“
蓮生坊
(
れんしょうぼう
)” の例文
京都の
黒谷
(
くろだに
)
で
参詣人
(
さんけいにん
)
が
蓮生坊
(
れんしょうぼう
)
の
太刀
(
たち
)
を
戴
(
いただ
)
くようなかたで、苦沙弥先生しばらく持っていたが「なるほど」と云ったまま老人に返却した。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
香以は鶴寿と謀って追善の
摺物
(
すりもの
)
を配った。画は
蓮生坊
(
れんしょうぼう
)
に扮した肖像で、豊国がかいた。香以の追悼の句の中に「かへりみる春の姿や
海老
(
えび
)
の
殻
(
から
)
」
細木香以
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
後々の語り草にもなったように、熊谷はその場でもとどりを切って
逐電
(
ちくてん
)
し、
法然
(
ほうねん
)
上人の許で、名も
蓮生坊
(
れんしょうぼう
)
とかえ、生涯、弓矢を捨ててしまったのだ。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ひと思いにこうしてしまった、洋式の
蓮生坊
(
れんしょうぼう
)
かな」
大菩薩峠:16 道庵と鯔八の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「……はからずも、
蓮生坊
(
れんしょうぼう
)
のこころがわかった」
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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「へんてこな
蓮生坊
(
れんしょうぼう
)
が二人出来上った」
大菩薩峠:38 農奴の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
蓮
漢検準1級
部首:⾋
13画
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
坊
常用漢字
中学
部首:⼟
7画
“蓮生坊”で始まる語句
蓮生坊宇都宮頼綱