トップ
>
葮簀張
>
よしずっぱり
ふりがな文庫
“
葮簀張
(
よしずっぱり
)” の例文
伊「師匠、
彼
(
あ
)
れは
葮簀張
(
よしずっぱり
)
の茶見世に居た道具屋のハタ師が持っていたんだが、
彼
(
あれ
)
が
真物
(
ほんもの
)
なら
強気
(
ごうき
)
と儲かるぜ」
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
彼
(
あ
)
の時私が
彼所
(
あすこ
)
を通り掛り麦藁細工の有ったのが目に付いて居ります、
葮簀張
(
よしずっぱり
)
でねえ
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
踏んで帰んなさる時、
葮簀張
(
よしずっぱり
)
の居酒屋でそれ御ぞんじでげしょうね、詰らねえ物を売る、
彼処
(
あすこ
)
にね腰を掛けて居た、黒の羽織を着て大小を差し色の浅黒い
月代
(
さかやき
)
の生えた人柄の
宜
(
い
)
い旦那を
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
と
翌日
(
あした
)
は
彼
(
か
)
の大滝村へ怪しい黒の羽織を
引掛
(
ひっか
)
けて、
葮簀張
(
よしずっぱり
)
の茶屋へ来て
酒肴
(
さけさかな
)
を並べ、
衝立
(
ついたて
)
の蔭で傳次が様子を
窺
(
うかゞ
)
って居ると、おやまが参って
頻
(
しき
)
りにお百度を踏み、取急いで帰ろうとすると飛出して
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
葮
部首:⾋
12画
簀
漢検1級
部首:⽵
17画
張
常用漢字
小5
部首:⼸
11画
“葮簀”で始まる語句
葮簀