トップ
>
葛花
>
くずばな
ふりがな文庫
“
葛花
(
くずばな
)” の例文
女郎花
(
おみなえし
)
は姿ばかり、
桔梗
(
ききょう
)
はわずかに
蕾
(
つぼみ
)
で、萩は野に余るくらいであって、しかもただ一様に緑であった。閉伊を二郡に区分する大沢木の峠路において、
葛花
(
くずばな
)
の風情は初めてこれを見た。
雪国の春
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
「はぎの花を
花
(
ばな
)
葛花
(
くずばな
)
瞿麦
(
なでしこ
)
の花、をみなへし又
藤袴
(
ふぢばかま
)
朝貌
(
あさがほ
)
の花」である。
植物一日一題
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
ふふめりし
葛花
(
くずばな
)
さきぬ秋風をかへる
裏葉
(
うらば
)
に見るぞ涼しき
礼厳法師歌集
(新字旧仮名)
/
与謝野礼厳
(著)
葛
常用漢字
中学
部首:⾋
12画
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
“葛”で始まる語句
葛籠
葛
葛藤
葛西
葛城
葛飾
葛湯
葛餅
葛布
葛根湯