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荒栲
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あらたえ
ふりがな文庫
“
荒栲
(
あらたえ
)” の例文
つまりは木綿の採用によって、生活の味わいが知らず知らずの間に
濃
(
こまや
)
かになって来たことは、かつて
荒栲
(
あらたえ
)
を着ていた我々にも、毛皮を
被
(
かぶ
)
っていた西洋の人たちにも、一様であったのである。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
この文章の間に絵がありますの、わたしの描いた絵を見せてあげたいけれど、口で言ってみますと、左の方に猟師の度九郎が炉へ焚火をしながら、
縮
(
ちぢみ
)
を売りに行く女房の
荒栲
(
あらたえ
)
を見返っておりますのよ。
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
荒
常用漢字
中学
部首:⾋
9画
栲
漢検1級
部首:⽊
10画
“荒”で始まる語句
荒
荒野
荒唐無稽
荒磯
荒寥
荒涼
荒海
荒々
荒神
荒地