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荒屋
ふりがな文庫
“荒屋”の読み方と例文
読み方
割合
あばらや
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あばらや
(逆引き)
性格も陰欝で
厭人的
(
えんじんてき
)
で、広い
荒屋
(
あばらや
)
に召使の老婆とたった二人で住んでいて、人を訪ねたり訪ねられたりすることも殆どない様な生活をしている。
悪霊
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
とある小山の麓に僅かに倒れ殘つた
荒屋
(
あばらや
)
が即ちそれで、
茅葺
(
かやぶき
)
の屋根は剥がれ、壁は
壞
(
こは
)
れて、普通の
住宅
(
すみか
)
であつたのを無理に教場らしく間に合せたため
古い村
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
さいわい近くにわしの住いがござる、
荒屋
(
あばらや
)
ではあれど、此処よりはましじゃ、それに君子は危きに近寄らず、
増上慢
(
ぞうじょうまん
)
は、
御仏
(
みほとけ
)
もきつくお
誡
(
いまし
)
めのはずではござらぬか
轆轤首
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
荒屋(あばらや)の例文をもっと
(16作品)
見る
荒
常用漢字
中学
部首:⾋
9画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
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田中貢太郎
泉鏡花