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若殿原
ふりがな文庫
“若殿原”の読み方と例文
読み方
割合
わかとのばら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わかとのばら
(逆引き)
見る人
懵然
(
ぼうぜん
)
として醉へるが如く、
布衣
(
ほい
)
に立烏帽子せる
若殿原
(
わかとのばら
)
は、あはれ
何處
(
いづこ
)
の
誰
(
た
)
が
女子
(
むすめ
)
ぞ、
花薫
(
はなかほ
)
り月霞む宵の
手枕
(
たまくら
)
に、君が
夢路
(
ゆめぢ
)
に入らん人こそ世にも果報なる人なれなど
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
あの女を連れて参れとの御意なので、御前におりました
若殿原
(
わかとのばら
)
が早速引き立てゝ参りました。
聞書抄:第二盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
幸か不幸か、道庵先生がソクラテスほどの哲人でなかった代りに、相手がギリシャの
若殿原
(
わかとのばら
)
ほどの弁論家でなかったから、霊魂は調和か、実在か、の微妙なところまでは進まず
大菩薩峠:24 流転の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
若殿原(わかとのばら)の例文をもっと
(7作品)
見る
若
常用漢字
小6
部首:⾋
8画
殿
常用漢字
中学
部首:⽎
13画
原
常用漢字
小2
部首:⼚
10画
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若殿
若殿輩
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谷崎潤一郎
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