苛過つらす)” の例文
味方の砲弾たまでやられなければ、勝負のつかないようなはげしいいくさ苛過つらすぎると思いながら、天辺てっぺんまでのぼった。そこには道標どうひょうに似た御影みかげ角柱かくちゅうが立っていた。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)