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花川戸
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はなかはど
ふりがな文庫
“
花川戸
(
はなかはど
)” の例文
第三に見える浅草はつつましい
下町
(
したまち
)
の一部である。
花川戸
(
はなかはど
)
、
山谷
(
さんや
)
、
駒形
(
こまかた
)
、
蔵前
(
くらまへ
)
——その
外
(
ほか
)
何処
(
どこ
)
でも
差支
(
さしつか
)
へない。
野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
播磨 むゝ、白柄組の一人と知つて喧嘩を売るからは、さてはおのれは
花川戸
(
はなかはど
)
の幡隨院長兵衞が手下の者か。
番町皿屋敷
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
金のはいるのは昔から
曉天
(
ぎやうてん
)
の星のやうで、
花川戸
(
はなかはど
)
の長兵衞をはじめさうした人たちは、人間としても一人物であり條理もわかりさうだが、そのほか、
野晒悟助
(
のざらしごすけ
)
のやうに
凡愚姐御考
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
吾妻橋
(
あづまばし
)
の手前
東橋亭
(
とうけうてい
)
とよぶ寄席の
角
(
かど
)
から
花川戸
(
はなかはど
)
の路地に
這入
(
はい
)
れば、こゝは芸人や芝居者また遊芸の師匠なぞの多い処から何となく
猿若町
(
さるわかまち
)
の新道の昔もかくやと推量せられる。
路地
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
“花川戸”の解説
花川戸(はなかわど)は、東京都台東区にある町名。現行行政地名は花川戸一丁目および花川戸二丁目。郵便番号は111-0033。
(出典:Wikipedia)
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
川
常用漢字
小1
部首:⼮
3画
戸
常用漢字
小2
部首:⼾
4画
“花川戸”で始まる語句
花川戸助六