花圈はなわ)” の例文
かくの如く、これらの不朽の薔薇の二の花圈はなわはわれらの周圍まはりをめぐり、またかくの如く、その外の内の圈と相適あひかなひたり 一九—二一
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
このほかすべての者の事を汝かくさだかにせんと思はゞ、わが言葉に續きつゝこの福なる花圈はなわにそひて汝の目を𢌞めぐらすべし 一〇〇—一〇二
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
汝はこの花圈はなわ(汝を強うして天に登らしむる美しき淑女を圍み、悦びてこれを視る物)がいかなる草木くさきの花に飾らるゝやを知らんとす 九一—九三
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
この七者なゝたりは衣第一の組と同じ、されど頭を卷ける花圈はなわ百合にあらずして 一四五—一四七
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)