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良禽
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りょうきん
ふりがな文庫
“
良禽
(
りょうきん
)” の例文
「そこだ、呂布君。
良禽
(
りょうきん
)
は木を選んで
棲
(
す
)
むという。日月は
遷
(
うつ
)
りやすし。空しく青春の時を過すのは愚かではないか」
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「あなたの意はうごきますまい。
良禽
(
りょうきん
)
は樹をえらぶ。——当然です。それがしとともに呉にきてください」
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
良禽
(
りょうきん
)
は木を
撰
(
えら
)
ぶ。そんなことは訊くだけ野暮ではありませんか。皇叔、あなたも蜀を喰いつぶしに来たのではないでしょう。蜀中に
仁
(
じん
)
を施しにきたのではありませんか」
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「なぜ、御身ほどな勇士が楊奉の如き、暗愚な人物を、主と仰いでおられるのか、人生は百年に足らず、汚名は千載を待つも取返しはつきませんぞ。
良禽
(
りょうきん
)
は木を選んで棲むというのに」
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
良
常用漢字
小4
部首:⾉
7画
禽
漢検準1級
部首:⽱
13画
“良”で始まる語句
良人
良
良心
良夜
良久
良家
良夫
良寛
良清
良否