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自頸
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じけい
ふりがな文庫
“
自頸
(
じけい
)” の例文
山背大兄王は胆駒を
出
(
い
)
で、
従容
(
しょうよう
)
として
斑鳩寺
(
いかるがのてら
)
(法隆寺)に入られる。やがて入鹿の軍勢が寺を包囲したとき、侍臣をして「吾が一身をば入鹿に
賜
(
たま
)
ふ」と告げられ、一族とともに
自頸
(
じけい
)
されたのである。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
さきに上宮太子の御子
山背大兄王
(
やましろのおいねのみこ
)
は、蘇我入鹿の軍に襲われたとき、御一身のため万民を
煩
(
わずら
)
わすを慎しみ給い、「身を
捐
(
す
)
て国を固くせむは、
亦
(
また
)
丈夫
(
ますらを
)
ならざらむや」と法隆寺に
自頸
(
じけい
)
されたのであったが
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
自
常用漢字
小2
部首:⾃
6画
頸
漢検準1級
部首:⾴
16画
“自”で始まる語句
自分
自
自然
自棄
自惚
自由
自暴
自家
自動車
自宅