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臨摹
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りんぼ
ふりがな文庫
“
臨摹
(
りんぼ
)” の例文
反古
(
ほご
)
を、金の如くのべて、古画を
臨摹
(
りんぼ
)
する。ほそぼそと
燈
(
とも
)
る深夜の
灯
(
ほ
)
かげに、
無性髯
(
ぶしょうひげ
)
の伸びた彼の顔は、芸術の鬼そのものである。
田崎草雲とその子
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
主膳は、朝食前からつくづくとそれを眺めていたが、ここに至ってその肉細の方の一本を前に置いて
臨摹
(
りんぼ
)
を企ててみたものです——
大菩薩峠:33 不破の関の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
そうして、今朝来、幾度か玩味しながら、右の拓本のうちの肉細の一本に向って
臨摹
(
りんぼ
)
をはじめたのですが、手をのべれば届きそうで、追えばいよいよ遠いことを知るに及んで、筆を投じたものでした。
大菩薩峠:33 不破の関の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
臨
常用漢字
小6
部首:⾂
18画
摹
部首:⼿
14画
“臨”で始まる語句
臨
臨終
臨時
臨済
臨席
臨川寺
臨月
臨機
臨幸
臨検