腕頸てくび)” の例文
腕頸てくび下緒さげおを解いて突き放した。作兵衛は、残念そうに、きっと、白い眼をうしろに向けたが、そのまま闇の中へ姿をくらました。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
露八は、あわてて、腕頸てくびをつかんだ渋沢の手をもぎ離した。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、その腕頸てくびをつかんだ。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)