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脾臓
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ひぞう
ふりがな文庫
“
脾臓
(
ひぞう
)” の例文
「これが
脾臓
(
ひぞう
)
で、これが肝臓だ。こいつが馬鹿に重いんだよ。これが胃で、この中にダイヤモンドがあるはずだ」
稀有の犯罪
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
心臓から出ずる気、
呵
(
か
)
と称し、
脾臓
(
ひぞう
)
から出ずる気、
呼
(
こ
)
と称し、腎臓から出ずる気、
吹
(
すい
)
と称し、肝臓から出ずる気、
嘘
(
きょ
)
と称し、肺臓から出ずる気、
泗
(
し
)
と称す。
剣侠受難
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
大息ついたまま
茫然
(
ぼうぜん
)
としていたが、はっとわれに返るや短刀を抜き、虎の
脾臓
(
ひぞう
)
、
心
(
しん
)
、肺のあたりに幾太刀となく、とどめを刺した。鮮血は腕を濡らし、袖は
緋
(
ひ
)
のまだらに染まった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
三度青年が振り返った時、老人は
腎臓
(
じんぞう
)
を掌に載せ、銀の盆を待っていた。四度青年が振り返って見ると、最後の
脾臓
(
ひぞう
)
を捧げながら、やはり銀盆を待っていた。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“脾臓”の解説
脾臓(ひぞう)は、循環器系内に組み込まれた臓器である。以下の記述は特に断りがない限りヒトの脾臓について記述する。
(出典:Wikipedia)
脾
漢検1級
部首:⾁
12画
臓
常用漢字
小6
部首:⾁
19画
“脾”で始まる語句
脾腹
脾弱
脾肉
脾
脾疳
脾下
脾弛
脾睨
脾胃
脾骨