“脚光”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
フットライト75.0%
きゃっこう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人相もまた雑多だが、床から脚光フットライトのように照らし上げられた赧黒い顔々には、いずれもなんとも形容しかねるような悽愴な色が流れている。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
そしてよく覚えていないが、脚光フットライトなどの工合もうまく出来ていた、遠見へは一々上手に光りがあててあった。
それで、それはそれとして、針目博士がとつぜんわれわれの前へ脚光きゃっこうをあびてあらわれた、そのお目見得めみえの事件について、これから述べようと思う。
金属人間 (新字新仮名) / 海野十三(著)