“フットライト”の漢字の書き方と例文
語句割合
脚光100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人相もまた雑多だが、床から脚光フットライトのように照らし上げられた赧黒い顔々には、いずれもなんとも形容しかねるような悽愴な色が流れている。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
そしてよく覚えていないが、脚光フットライトなどの工合もうまく出来ていた、遠見へは一々上手に光りがあててあった。
輝く脚光フットライトの国へ送り出してやるのが、妹としての、真の愛情ではあるまいか。
貞操問答 (新字新仮名) / 菊池寛(著)