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脈搏
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みやくはく
ふりがな文庫
“
脈搏
(
みやくはく
)” の例文
きのふ以来、急に
脈搏
(
みやくはく
)
が悪くなるので、虚脱の来るのを恐れたといふことである。さういふことを伴さんは語られた。
島木赤彦臨終記
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
左様
(
さやう
)
であらう、ソラ
此器
(
これ
)
で
脈搏
(
みやくはく
)
を
聴
(
き
)
くんだ、
何
(
ど
)
うだグウ/\
鳴
(
な
)
るだらう。登「エヘヽヽヽくすぐつたうござりますな、
左様
(
さやう
)
横
(
よこ
)
ツ
腹
(
ぱら
)
へ
器械
(
きかい
)
をお
当
(
あて
)
あそばしましては。 ...
華族のお医者
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
只
朝凪
(
あさなぎ
)
の浦の静かな、鈍い、重くろしい波の音が、天地の
脈搏
(
みやくはく
)
のやうに聞えてゐるばかりである。
妄想
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
血
(
ち
)
の
脈搏
(
みやくはく
)
と
大闇
(
おほやみ
)
の
全都覚醒賦
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“脈搏”の意味
《名詞》
脈搏(みゃくはく 「脈拍」に「同音の漢字による書きかえ」がなされる)
心臓の搏動によって血管(動脈)に感じられる脈動。脈|ミャク。
(出典:Wiktionary)
脈
常用漢字
小5
部首:⾁
10画
搏
漢検1級
部首:⼿
13画
“脈搏”で始まる語句
脈搏計