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胡軍
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こぐん
ふりがな文庫
“
胡軍
(
こぐん
)” の例文
ややあって
軍吏
(
ぐんり
)
の一人が口を切り、先年
浞野侯
(
さくやこう
)
趙破奴
(
ちょうはど
)
が
胡軍
(
こぐん
)
のために
生擒
(
いけど
)
られ、数年後に漢に
亡
(
に
)
げ帰ったときも、武帝はこれを罰しなかったことを語った。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
翌日からの
胡軍
(
こぐん
)
の攻撃は猛烈を極めた。
捕虜
(
ほりょ
)
の言の中にあった最後の猛攻というのを始めたのであろう。襲撃は一日に十数回繰返された。
手厳
(
てきび
)
しい反撃を加えつつ漢軍は徐々に南に移って行く。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
もちろん彼自身にはそんな覚えはないが、同じ漢の降将に
李緒
(
りしょ
)
という者がある。元、
塞外都尉
(
さいがいとい
)
として
奚侯城
(
けいこうじょう
)
を守っていた男だが、これが
匈奴
(
きょうど
)
に
降
(
くだ
)
ってから常に
胡軍
(
こぐん
)
に軍略を授け兵を練っている。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
胡
漢検準1級
部首:⾁
9画
軍
常用漢字
小4
部首:⾞
9画
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