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肥太
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ふと
ふりがな文庫
“
肥太
(
ふと
)” の例文
唐子の
下絵
(
したえ
)
は楓湖氏の筆になったもので、それを見本として
雛形
(
ひながた
)
を作る。ところが、その唐子というものはお約束通り、ずんぐりとした
身長
(
せい
)
のもので大層
肥太
(
ふと
)
っている。
幕末維新懐古談:26 店初まっての大作をしたはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
青い日本服をきた混血児が、なよ/\とした腰に支那人の中学生の腕をからませて踊っていた。もと神戸の元町のボントン・バーにいた、
肥太
(
ふと
)
った女がひどく酔って悪臭を放っていた。
スポールティフな娼婦
(新字新仮名)
/
吉行エイスケ
(著)
人間なら人間のようにもっとすらりと
身長
(
せい
)
が高ければ好いので、あんなに、ぶよぶよ
肥太
(
ふと
)
って、ちんちくりんでは第一物を
捧
(
ささ
)
げている台として格好が附かないと、まあ、こういった訳なんですから
幕末維新懐古談:26 店初まっての大作をしたはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
肥
常用漢字
小5
部首:⾁
8画
太
常用漢字
小2
部首:⼤
4画
“肥”で始まる語句
肥
肥料
肥前
肥後
肥桶
肥満
肥沃
肥立
肥溜
肥滿