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習癖
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しゅうへき
ふりがな文庫
“
習癖
(
しゅうへき
)” の例文
そは霊性の中に織り込まれたる綾であり、模様であり、両者を切り離すことは、到底不可能である。
就中
(
なかんずく
)
畏
(
おそ
)
るべきは
習癖
(
しゅうへき
)
の惰力である。
霊訓
(新字新仮名)
/
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
(著)
長い間の
習癖
(
しゅうへき
)
と云うものは恐ろしいものだ。私は立ち上ると、人差指で柱の真中辺を二三度強く突いて見た。
清貧の書
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
昔から自分の気に入った
型
(
タイプ
)
の人物にしか関心しようとしない自分の
習癖
(
しゅうへき
)
が
美しい村
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
日吉、藤吉郎のむかしから、たれも自分に注意していないまに、信長をめぐる幕将たちの性格や
習癖
(
しゅうへき
)
までを、つぶさに観察していたのが、今になってみれば、いかに大きく役立っていることか——だ。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
君は、僕に、なるべく悪い事を聞かすまい、弱味を見せまいとしているらしいが、そンな事は吹けば飛ぶような事だ。マア、とにかく困った
習癖
(
しゅうへき
)
だと云っておこう。
清貧の書
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
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習癖
(
しゅうへき
)
は深く魂の中に喰い入りて、しばしば個性の主要部となるに至るもので、一たん肉感肉慾の誘惑にかかった魂は、終にその奴隷とならずんば止まぬ。彼は到底清純無垢の境地に安住し得ない。
霊訓
(新字新仮名)
/
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
(著)
“習癖”の意味
《名詞》
癖。習慣。ならわし。
(出典:Wiktionary)
習
常用漢字
小3
部首:⽻
11画
癖
常用漢字
中学
部首:⽧
18画
“習”で始まる語句
習
習慣
習字
習俗
習々
習性
習志野
習練
習熟
習慣的