“しゅうへき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
習癖57.1%
皺襞28.6%
褶襞14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長い間の習癖しゅうへきと云うものは恐ろしいものだ。私は立ち上ると、人差指で柱の真中辺を二三度強く突いて見た。
清貧の書 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
これ等の連峰はまた、幾十の枝峰しほう皺襞しゅうへきを作り普賢そのものも六峰に分岐し、深いひだを作っているので、これ等を足元に見下みおろす心地よさは、全く羽化登仙の快味である。
雲仙岳 (新字新仮名) / 菊池幽芳(著)
もっと程度が高くなればそれは褶襞しゅうへきの多い哲学の外套を着ているのである。しかしひとたび人間が観察と経験の収集を始めるようになってくると事情は全く変ってくる。