“羽易”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はがひ66.7%
はがい33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「春日なる羽易はがひの山ゆ佐保の内へ鳴き行くなるはたれ喚子鳥」(巻十・一八二七)、「答へぬにな喚びとよめそ喚子鳥佐保の山辺をのぼくだりに」(同・一八二八)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
現身うつせみと念ひし時に取持ちて吾が二人ふたり見し』云々、『恋ふれども逢ふよしをなみ大鳥の羽易はがひの山に』
人麿の妻 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
「引手山」は不明だが、春日かすが羽易はがい山の中かその近くと想像せられる。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)