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義通
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よしみち
ふりがな文庫
“
義通
(
よしみち
)” の例文
吉宗が大統をうけてから、万太郎はまだ一度も新将軍に
謁
(
えつ
)
を賜っておりませんので、
義通
(
よしみち
)
は、今日の拝賀をよい
機
(
しお
)
に彼を
伴
(
ともな
)
って来ております。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それは一刻も早く市ヶ谷上屋敷の尾張
義通
(
よしみち
)
——万太郎の兄なる人、および憂苦に閉じられているであろう父の尾張中将の
手許
(
てもと
)
へ送り届けなければなりません。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
御三家の登城なので、格式どおり
部屋
(
へや
)
付の
表坊主
(
おもてぼうず
)
が、すでにそこに控えているのに、まるで往来でも見て歩くような万太郎の放言が、兄の
義通
(
よしみち
)
にはいちいちハラハラされてたまりません。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
義
常用漢字
小5
部首:⽺
13画
通
常用漢字
小2
部首:⾡
10画
“義”で始まる語句
義
義兄
義理
義姉
義弟
義務
義父
義太夫
義母
義経