トップ
>
美漿
ふりがな文庫
“美漿”の読み方と例文
読み方
割合
びしょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
びしょう
(逆引き)
老人は恭しく一礼して数歩退いて控えた。いかに満足に客がこの天の
美漿
(
びしょう
)
を
啜
(
す
)
い取るか、成功を祈るかのよう
敬虔
(
けいけん
)
に控えている。もちろん料理は精製されてある。サービスは満点である。
食魔
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
私は、喉に唾液を
嚥
(
か
)
みながら、御手洗邸の玄関へ駆け込んだのである。このたびの羮も、往年の味に少しの変わりもない。
美漿
(
びしょう
)
融然として舌端に
蕩
(
と
)
け、胃に降ってゆく感覚は、これを何に例えよう。
すっぽん
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
美漿(びしょう)の例文をもっと
(2作品)
見る
美
常用漢字
小3
部首:⽺
9画
漿
漢検1級
部首:⽔
15画
“美”で始まる語句
美
美味
美貌
美濃
美人
美作
美事
美麗
美女
美々
“美漿”のふりがなが多い著者
佐藤垢石
岡本かの子