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罪障
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つみ
ふりがな文庫
“
罪障
(
つみ
)” の例文
この無仏世界の
衆生
(
しゅじょう
)
の
罪障
(
つみ
)
をごらんになる大菩薩の御涙というものは、どのくらいのものか
測
(
はか
)
り知れたものでない。
大菩薩峠:03 壬生と島原の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
『
赤児
(
あかご
)
の
眼
(
め
)
』は
重瞳
(
ぢゆうどう
)
の三男を
指
(
さ
)
したのである。奥方は何と云ふ
罪障
(
つみ
)
の深い自分だらうと考へ出した。
蓬生
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
私も早く出家になろうと思って、尼さんに頼んでも、まだ
罪障
(
つみ
)
が有ると見えて出家にさせて呉れませんから、
斯
(
こ
)
う遣って毎日無縁の墓を掃除すると功徳になると思って居りまするが
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
道「いや/\念が
断
(
き
)
れんと
却
(
かえ
)
って
罪障
(
つみ
)
になる、これは小遣に遣るから持って
往
(
ゆ
)
け」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“罪障”の意味
《名詞》
過去の罪業(悪い行い)による障り。
(出典:Wiktionary)
罪
常用漢字
小5
部首:⽹
13画
障
常用漢字
小6
部首:⾩
14画
“罪障”で始まる語句
罪障消滅
罪障感
罪障深