あがた)” の例文
新字:
太子の薨去せられて後に、馬子が推古天皇に葛城のあがたを領地にしたいと請うた時に、天皇は巧妙に之を謝絶せられた。
聖徳太子 (旧字旧仮名) / 内藤湖南(著)
これは出雲の國のみやつこ・ムザシの國の造・カミツウナカミの國の造・シモツウナカミの國の造・イジムの國の造・津島のあがたあたえ遠江とおとおみの國の造たちの祖先です。
はなあがたをよぎるらん
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)
かれこの後にれませる五柱の子の中に、天の菩比ほひの命の子建比良鳥たけひらとりの命、こは出雲の國のみやつこ无耶志むざしの國の造、かみ菟上うなかみの國の造、しも菟上うなかみの國の造、伊自牟いじむの國の造、津島つしまあがたあたへ
この神は御門みかどの神なり。次に手力男の神は、佐那さなあがたにませり。