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縞笹
ふりがな文庫
“縞笹”の読み方と例文
読み方
割合
しまざさ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しまざさ
(逆引き)
それでも小砂利を敷いた
壺
(
つぼ
)
の広い中に、
縞笹
(
しまざさ
)
がきれいらしく、すいすいと
藺
(
い
)
が伸びて、その
真青
(
まっさお
)
な蔭に、昼見る蛍の朱の映るのは
紅羅
(
がんび
)
の花の
蕾
(
つぼみ
)
です。
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
一枚しめ残した雨戸のあいだから
手洗
(
ちょうず
)
をつかいながら、何気なく向うの繁みを見ると、風もないのに
縞笹
(
しまざさ
)
の葉が揺れ動いて、そこにむっくりと起ちあがった黒い影があった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
窓の下の
縞笹
(
しまざさ
)
にバラバラと夜露のこぼれるのが、気のせいか雨の音のように聞こえる。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
縞笹(しまざさ)の例文をもっと
(2作品)
見る
縞
漢検準1級
部首:⽷
16画
笹
漢検準1級
部首:⽵
11画
“縞”で始まる語句
縞
縞柄
縞目
縞物
縞縮緬
縞模様
縞羅紗
縞蛇
縞馬
縞絽
“縞笹”のふりがなが多い著者
林不忘
泉鏡花