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緡
ふりがな文庫
“緡”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さし
82.4%
びん
17.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さし
(逆引き)
そんな時にお父様は、その頃まであった
緡
(
さし
)
につないだお金をお座敷に並べたり、又緡につなぎ直したりなさりながら
押絵の奇蹟
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
そこで米友は
緡
(
さし
)
を取って、穴あき銭をそれに差込んでいると、暫くあってお雪ちゃんがその手を抑えるようにして
大菩薩峠:36 新月の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
緡(さし)の例文をもっと
(14作品)
見る
びん
(逆引き)
そのうちに、城中の軍資を入れてある
庫
(
くら
)
のなかから銀数百両と銭数千
緡
(
びん
)
が紛失したことが発見されて、その賊の詮議が厳重になった。
中国怪奇小説集:10 夷堅志(宋)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
わたくしの夫は
小商
(
こあきな
)
いをしている者で、
銭
(
ぜに
)
五十
緡
(
びん
)
を元手にして鴨や鵞鳥を買い込み、それを舟に積んで売りあるいて、帰って来るとその元手だけをわたくしに渡して
中国怪奇小説集:13 輟耕録(明)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
緡(びん)の例文をもっと
(3作品)
見る
緡
漢検1級
部首:⽷
15画
“緡”を含む語句
緡売
緡銭
幾緡
酒銭擲三緡
青緡
一緡
擲三緡
百万緡
細緡香餌
緡束
緡蛮
“緡”のふりがなが多い著者
中里介山
南方熊楠
神西清
岡本綺堂
夢野久作
野村胡堂
泉鏡花