“維時”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
これとき75.0%
コレトキ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかして、明治十九年二月二十日、公務を担い、奉職の官衙を去る十里ほど、某官衙に至る。該地に滞留すること八日維時これとき、その月二十八日夜、寝に就く。
妖怪報告 (新字新仮名) / 井上円了(著)
梅花道人ばいくわだうじんの三人が揃つて行かうといふを幸ひ四人男出立いでたちを定め維時これとき明治廿三年四月の廿六日に本願の幾分を果すはじめの日と先づ木曾街道を西京さして上る間の記を
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
一方新撰万葉集の系統を見ると、公任の倭漢朗詠集よりも古く、応和以前に、大江維時コレトキの「千載佳句」がある。
万葉集研究 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)