“綜(あつ)” の例文
『先(ま)づ左様(さう)言つたやうなものでせうよ。尤も、私が直接(ぢか)に突留めたといふ訳でも無いのですが、種々(いろ/\)なことを綜(あつ)めて考へて見ますと——ふふ。』
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
その後の節子からの手紙で父はしきりに台湾の伯父さんの上京を促しているということなどを綜(あつ)め合せて見ると、そこに岸本は義雄兄の意嚮(いこう)を読んだ。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)