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絹天
ふりがな文庫
“絹天”の読み方と例文
読み方
割合
きぬてん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きぬてん
(逆引き)
彼は尻をからげて、
莫大小
(
めりやす
)
の
股引
(
ももひき
)
白足袋
(
しろたび
)
に高足駄をはき、彼女は
洋傘
(
こうもり
)
を
杖
(
つえ
)
について
海松色
(
みるいろ
)
の
絹天
(
きぬてん
)
の
肩掛
(
かたかけ
)
をかけ、主婦に向うて
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
氣が付くと、女は
素足
(
すあし
)
に新らしい空氣草履をはいてゐる。そしてその青い
絹天
(
きぬてん
)
の鼻緒にまでほこりがたかつてゐる。
泡鳴五部作:01 発展
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
桜の花を渦巻きに散らしたメリンスの着物の下から、真赤な
絹天
(
きぬてん
)
の足袋がちょこちょこ動いて見えた。
子を奪う
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
絹天(きぬてん)の例文をもっと
(3作品)
見る
絹
常用漢字
小6
部首:⽷
13画
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
“絹”で始まる語句
絹
絹帽
絹布
絹糸
絹地
絹紐
絹縮
絹漉
絹物
絹紬
“絹天”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
岩野泡鳴
豊島与志雄