結核けっかく)” の例文
ところがねえ、つぎが大へんなんですよ、耕牧舎こうぼくしゃ飼牛かいうしがね、結核けっかくにかかっていたんですがある日とうとうんだんです。ところが病気びょうきのけだものは死んだらてなくちゃいけないでしょう。
バキチの仕事 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
ぴんぴんはたらいていたひとが、だんだん元気げんきおとろえていって、あおかおつきになり、手足てあしがやせて、ばかりおおきくえ、そして、どこがわるいということもなくんでしまう、いまは、結核けっかくなんていうが
草原の夢 (新字新仮名) / 小川未明(著)