経棒タテボウ)” の例文
標山系統のだし・だんじり又はだいがくの類には、必中央に経棒タテボウがあつて、其末梢には更に何かの依代ヨリシロを附けるのが本体かと思ふ。
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
先づ方一間、高さ一間位の木枠キワクを縦横に貫いて、緯棒ヌキボウを組み合せ、其枠の真中の、上下に開いた穴に経棒タテボウを立てる。柱の長さは電信柱の二倍はあらう。
盆踊りと祭屋台と (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
まづ方一間高さ一間ばかりの木のワクを縦横に貫いて緯棒ヌキボウを組み、経棒タテボウは此ワクの真中に上下に開いた穴に貫いて建てる。柱の長さは普通の電信柱の二倍もあらう。
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ヨ 経棒タテボウ 十五間乃至十六間。緯木と共に檜を使ふ。
だいがくの研究 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)