“紺珠”の読み方と例文
読み方割合
かんじゅ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
支那最古の書てふ『山海経』に、〈旄馬ぼうばそのかたち馬のごとし、四節毛あり〉、『事物紺珠かんじゅ』に〈旄馬足四節ばかり、毛垂る、南海外に出づ〉。
一冊は学科に関係のない事件の備忘録で、表題には生利なまぎきにも紺珠かんじゅという二字がペンで篆書てんしょに書いてある。それから机の下に忍ばせたのは、貞丈ていじょう雑記が十冊ばかりであった。
ヰタ・セクスアリス (新字新仮名) / 森鴎外(著)