“紙布”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かみきれ66.7%
しふ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なおよく瞳をらしてみると、その瓶の外側に貼り付けてある紙布かみきれに、横文字でクシャクシャと病名らしいものが書いてある中に「23」という数字が見えるのは
一足お先に (新字新仮名) / 夢野久作(著)
白い小さい紙布かみきれが挟んであるようである。
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
和紙を語れば白石しろいしのことが想い浮びます。この町は陸前ではなく磐城の国に属します。古くからここで紙布しふが発達し、麻布か絹ものかと間違えるほどの細かい織物を作りました。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)