“納蘇利”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なそり66.7%
なつそり33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
南御殿の横まで端は及んでいたから、紫夫人のほうでも若い女房などは見物していた。「打毬楽だきゅうらく」「納蘇利なそり」などの奏楽がある上に、右も左も勝つたびに歓呼に代えて楽声をあげた。
源氏物語:25 蛍 (新字新仮名) / 紫式部(著)
『舞楽要録』によると、舞楽の最盛期であった藤原時代後半の数多い舞楽演奏は、二三の例外を除いてほとんど皆林邑楽の陵王(左)納蘇利なそり(右)をプログラムの最後に置いている。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
大倭國つたからにかずまへる納蘇利なつそり崑崙八仙の面
長塚節歌集:2 中 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)