糺問たづね)” の例文
も連出して中田圃に於て殺害に及ばせし成らん右は既に三次が申立にてしかと相分り居る處なり如何に三次其方事追々申立たる通り相違なきやとの糺問たづねに三次首を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
わしの宮にて殺害に及び金子五百兩をうばひ取しおもむきなり尋常じんじやうに白状致すべしと有ければ段右衞門は少しも恐るゝ景色けしきなく是は重々かさね/″\思ひもよらぬことを御糺問たづねに成るものかな私し儀穀屋平兵衞を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
名代に遣せしのみと申立けるに越前殿とのさらば菊が姑女しうとを締殺せしと申事まをすことは何ぞ證據にてもある哉と糺問たづねられしに彌吉夫婦は言葉をそろへ外に證據とては御座なく候へども三年ごしわづらひ居候者が自身に首を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)